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目次
1.結論:中にださなくても妊娠のリスクはゼロではない
そうなんです、ゼロではないんです、、
恐ろしや、生命の神秘、、
精子と卵子が出会って妊娠するのは有名な話だが、
なぜ精子をだしてないのに、妊娠するのか、、
ー1.なぜ妊娠のリスクがあるのか?
理論上、我慢汁のなかには、精子はふくまれていませんが、
なんらかの原因で、カウパー腺液(いわゆる我慢汁)の中に精子が混入している可能性があるからです。
精液も我慢汁もどちらも尿道を通るため、両者の区別をつけることは困難です。
以下が陰茎(ペニス)の断面図です。

この図をみてわかるように、精子と我慢汁は別々のところでつくられますが、どちらも尿道を通ります。
このため、1回戦の精子が尿道に残っていた場合、2回戦の我慢汁によって押し出されるなどして、混在するといったことがおこるのです。(先天的な病気などの場合もありえますが、)
ー2.具体的にどれくらい?
一般的な避妊をせず行った性行為(いわゆる中出し)での妊娠の確率は、諸説ありますが、一発につき約30%といわれています。(健康的な若い男女がしっかりタイミングをあわせたとき)
また、20代女性が一年間避妊をせずに性行為を続けた場合の妊娠率は約78~90%というデータもあります。
このことから、あくまで仮定ですが、精子の10分の1が尿道に残っていた(2回戦なのかな)場合、単純計算だと、妊娠リスクは上記の十分の一の約3%(あくまで単純計算であり、個人の精子の強さや体質など不確定要素が多いのでなんともいえませんが、)と大体33回に一度は妊娠する計算ですね。
ー3.どうしても生でしたいときは、、
リスクをできるだけ下げましょう。
性交渉の前におしっこをするなどして、尿道内の精子を洗い流しましょう。(これでゼロになったとは言えません)
または、パートナーに低用量ピルを飲んでもらうなどもかなり有効でしょう。
ただ、これらを行ったとしても、確立をかなり下げられたとはいえ、リスクはゼロではありません。このことを肝に銘じておくことが重要です!!
中で暴発してしまうこと、彼女がピルを飲み忘れているなども考えられます。
精子と卵子が出会い、合体することで妊娠となるというのは、有名な話、精子がなければ、理論上妊娠はしないはずなのに、、
2.正しい避妊方法をとっても、妊娠のリスクはある!?
そうなんです、、どんな状況でもイレギュラーはつきもの
コンドームがはずれてしまったり、破れていたり、何者かによって破かれていたり(あえて小さな穴をあけて妊娠しようとする女の噂をきいたことがある)、、etc.
なので、複数の避妊方法を組み合わせると望まない妊娠リスクを大幅に下げることができるでしょう。
例)危険日をさける×コンドーム着用×外だし×低用量ピル
極端な例ですが(笑)、ここまでするとかなりパートナーや自分もあんしんですね。
それでは、皆さん、よい性生活を!!